新潟市高志の築35年超の団地に、デザイナーズルームが続々増加中!!

新潟市高志の築35年超の団地に、デザイナーズルームが続々増加中!!


注目を集め始めている全国の団地

1960年代~1980年代に掛けて、全国の都市部で働くサラリーマン世帯に良質な住宅を供給する目的で数多く建てられた、日本住宅公団(現UR)の集合住宅。これらの団地の多くが、築後30年以上が経過し老朽化が進んでいます。しかし、一方で、利便性の高い立地や、ゆとりある敷地、堅牢なRC構造など、集合住宅として大きなメリットも備えています。それゆえに、木造の賃貸アパートよりも堅牢さや遮音性が高く、新築の賃貸マンションよりも家賃相場が安い団地は、近年若い世代の注目を集め始めています。

新潟市中央区高志1丁目に立つ旧新潟南団地(1978年竣工)も、そんな時代に建てられた団地の一つ。この団地を数年前に株式会社リビングギャラリーが購入し、名称を「高志レジデンス」へと改名。随時、空きが出た部屋をリノベーションすることで、老朽化した部屋に新たな価値を吹き込んでいます。その結果、未改修の部屋の家賃よりも2万円以上高く設定していながらも、ほぼ全ての部屋が満室となっています。

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3棟の建物が並ぶ高志レジデンス

約58平米の部屋は、元は細かく間取りされた3DKですが、リノベーション後は多くの部屋で間仕切りが取り払われ、12畳~20畳の広いLDKを備えた部屋へと変貌しています。

今回うかがったのは、今月新しく改装が完了した7部屋のうちの2部屋。手掛けたのはリノベーションやコンバージョンを得意とする株式会社AC15で、すでに7部屋とも入居が決定したとのことでした。

 

大きなアイランドキッチンがあるリノベーションルーム

訪れた2室はどちらも4階にある部屋。高い建物が少ない住宅街ゆえに、見晴らしがとても良く、窓からは飯豊連峰を眺めることができました。この2つの部屋の大きな特徴は、なんと言っても、大きな造作のアイランドキッチンが部屋の中心に備えられていること。キッチンに立てば、窓からの眺望を楽しみながら広々とした調理台で存分に料理を楽しむことができます。

また、このステンレスのワークトップはダイニングテーブルを兼ねているので、ダイニングテーブルを購入する必要がありません。そして、その隣にはゆったりとしたソファが置かれたリビングが。ゆるやかに繋がる空間は、大勢の人が集まっても、窮屈な思いをすることなく過ごせそうです。ホームパーティーに最適なおしゃれな空間は、団地の一室であることを忘れてしまいそうです。

ちなみにキッチンだけでなく、スツールやソファ、テーブルやTV台、フロアランプに至るまで、写真に写っている家具類はすべて付いてくるとのこと。空間に似合う家具まですべてコーディネートされていることで、一体感のある空間を楽しめるのはもちろん、新生活の初期費用も抑えることができます。

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1号棟4階のリノベーションルーム。かつて6畳和室と押入があった部屋は8畳のリビングに。そこからダイニングキッチンを眺める。

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8畳のリビング部分。家具はすべて付いてくる。TVボードがあるのはかつて押入だった場所。

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リビングから玄関を眺める。

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廊下から眺めるリビング。

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2号棟4階のリノベーションルームは赤をアクセントにしている。

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広々としたアイランドキッチンは、使い方の自由度も高い。

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配線や配管をあえてむき出しにして、ラフな雰囲気に。

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スウェーデンの家電メーカー、エレクトロラックス社のIHクッキングヒーター。

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天井にはダクトレールを付けており、ペンダントライトを自由に下げられる。

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飯豊連峰や五頭山、菅名岳などの山々が望める。

また、ユニットバスやトイレ、洗面台などの水回りも新製品に刷新。エレベーターが付いていないことを除けば、新築マンション以上の快適な生活を送ることができます。

持ち家と賃貸、どちらがメリットがあるか?という議論はたびたび雑誌などで取り上げられるテーマですが、それぞれに違う種類のメリットとデメリットがあるため、当然全ての人に当てはまる正しい回答はありません。それを踏まえた上で、賃貸のメリットを上げるとすれば、持ち家よりも圧倒的に低いコストとリスクで、人生の一時期を過ごす場所を自由に選べることだと思います。

例えば独身時代の一時期をこの部屋で過ごせば、多くのゲストを招いて交流するという貴重な経験が得られるかもしれません。

新婚生活にこの部屋を選び、大きなキッチンで夫婦仲良く料理を楽しむというのも、人生の一時期の素敵な思い出となりそうです。

ライフスタイルに合わなくなったら柔軟に住み替えられるという賃貸の良さを、存分に楽しめる物件と言えそうですね。

また、旧来の賃貸物件は画一的な間取りや設備のものが多かったように思いますが、遊び心にあふれた「高志レジデンス」のような住宅が増えていくと、「暮らし」の選択肢が大幅に広がっていくように思います。

 

取材協力:株式会社リビングギャラリー

参考URL:エルコレクション(株式会社リビングギャラリー)株式会社AC15

(ハウジングこまち編集部 鈴木)

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