山形県の秘境に佇む、古き良き木造建築に泊まる

山形県の秘境に佇む、古き良き木造建築に泊まる


9月に山形県米沢市の山奥にある秘湯、滑川温泉福島屋さんに宿泊してきました。こちらは山形県と福島県の県境近くの、森の中に佇む旅館です。創業1757年の老舗旅館で、古くから湯治場として親しまれてきたそうです。国道を離れ、初秋の爽やかな空気と木漏れ日を浴びながら、細い山道をひた走ること数十分。たどり着きました!こちらです。

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雪深く厳しい環境で、増築・改築を繰り返しながら受け継がれてきたこちらの建物。柱や梁に刻まれた傷や、とうに飴色を通り越し深い色合いになっている床からは、時代を経ても変わらずに湯治客に愛されて来た宿の歴史が感じられます。

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板張りの建物外観。

2階の廊下には長く使い込まれたテーブル&椅子。かなり年季が入っていますが、成形合板技術を使ったテーブルがすごくカッコイイです。

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2階から1階を見下ろします。

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1階の廊下にも成形合板技術を使った椅子が。

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内湯へ向かう廊下には、原木を使った柱が。

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地階にある内湯への入り口。

こちらは2階の自炊客用の台所です。東北の湯治場の旅館には、このようなスペースがよく見られます。凸形に張り出したキッチンは三方に窓がとられ、雑然としていながらもとてもいい雰囲気です。

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源泉掛け流しの風呂は、岩風呂、檜風呂、内風呂、女性専用の内風呂の4箇所があり、それぞれ違った風情が楽しめるつくりになっています。こちらが名物の岩風呂。(混浴ですが女性専用時間帯もありますのでご安心を!)

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檜風呂。こちらも混浴ですが、時間帯により貸切できます。

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内湯。ここも混浴ですが、別に女性専用の内湯があります。

夕食は米沢名物の鯉料理が中心で、朝は素朴ながらもほっとする食事でした。

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チェックアウト時間の11時近くまでのんびり過ごし、再び落葉樹のトンネルを走って帰りました。これから紅葉が始まると、さらに素敵な風景に変わりそうです。こちらのお宿は冬季は雪のため11月上旬~4月下旬まで休業となります。そのため、今シーズンに宿泊できるのは、あと1カ月と少し。紅葉シーズンに木造建築と紅葉を楽しみながら温泉につかってみてはいかがでしょうか!?

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滑川温泉福島屋 ホームページ

(ハウジングこまち編集部 鈴木)

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