「起業ママ」を応援してきた亀貝のモデルハウスが販売中

「起業ママ」を応援してきた亀貝のモデルハウスが販売中


新潟市西区亀貝の住宅街の角地に立つ、女性建築士グループm-studio(エムスタジオ)のモデルハウス「NEST(ネスト)」。「鳥の巣」を意味するこのモデルハウスは、藁を混ぜ込んだ塗り壁の外壁が特徴的で、名前の通り鳥の巣をモチーフにしています。

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三叉路に立つ「NEST」。コーナーの三角形の部分は緑化して街並みに貢献。

2015年9月に完成したこのモデルハウスは、ただ家づくりを検討している人に見せるためだけでなく、ちょっと珍しい使われ方がされてきました。それは、レンタルスペースとしてモデルハウスを丸ごと貸し出すというものです。

「最近、子育て中の主婦の方が自分の特技を生かしてビジネスを始める『起業ママ』が増えています。そんな起業ママにとっての課題が『気軽に使える雰囲気のいい場所がない』というものでした。そんな課題を抱える起業ママのサポートをしたいと考え、レンタルスペースとして場所を提供することにしたんです」と、m-studioの主任設計士である人見美奈子さんは話します。

現在はモデルハウスの販売受付をしているため、レンタルは休止中ですが、利用料金は半日500円、1日1,000円(2016年末まで)とリーズナブルに提供されてきました。その結果、予約でいっぱいの日が続いていたのだそうです。

ベビーマッサージやヨガ、リースづくりや料理教室、各種セミナーなど、さまざまなイベントが開催され、主に20代~40代の主婦層の交流の場として役立ってきたと言います。

もちろん、レンタルスペースとして開放し、多くの人にモデルハウスを体験してもらうというのはPR方法の一つでもありますが、根幹にある「主婦の起業を応援したい」という発想が生まれたのは、女性中心の建築士グループであるm-studioならではかもしれません。

それに、最近では民泊に代表されるシェアリングエコノミーの規模が拡大をするなか、モデルハウスのレンタルスペース化は時代に合った取り組みと言えそうです。

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モデルハウス内には、起業ママたちのリーフレットも置かれている。

 

3台分のインナーガレージに、落ち着ける寝室がある1

では、そんなモデルハウスの中を見ていきましょう。

敷地面積は約51坪ですが、その敷地をいっぱいに使うように家が建てられています。それにより、車3台分のインナーガレージをとることができ、雨や雪の日でもストレスなく車と玄関を行き来できます。

玄関ドアを開くと、間接照明の柔らかい光に照らされたホールが現れます。正面には地窓が設けられているので、そこから外の植栽へと目線が抜けていきます。

1階にあるのは主寝室とウォークインクローゼットとトイレのみ。ダークトーンの壁紙をあしらった寝室は、ブラケットライトが落ち着いた雰囲気をつくり出しています。

その奥には3畳分のウォークインクローゼット、さらに奥にも収納スペースがあります。

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インナーガレージから見る玄関。

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温かみのある玄関ホールがゲストを迎える。

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寝室側から見た玄関。シューズクロークもあるので玄関はいつもすっきり。

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寝室の床にはマンデリンウッドを使用。

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優しい表情のリネンの刺繍カーテン。

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寝室の奥にはウォークインクローゼットと隠し収納が。

 

LDK、小上がり、ホールがぐるりと回遊できる2

階段を上がった2階がLDKですが、真下がガレージのため、2階フロアが少し低めで、階段の上り下りの負担も少なめとなっています。そんなLDKはほぼ正方形の空間で、ソファ、ダイニングテーブル、キッチンと、それぞれの居場所にいながら家族が一緒の時間を過ごせる間取りとなっています。

リビングの奥は小上がりの和室で、格子戸で程よく仕切ったり、襖で完全に個室にすることも可能です。書道や茶道、華道などを行う人にとって重宝するのはもちろん、ちょっと横になりたいときや、来客を畳の部屋に通したいときなどにも便利なスペースとなっています。

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キッチンより眺めるリビング&ダイニング。

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LDK全景。キッチンの後ろのカップボードは建具で目隠しできる。

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リビングの奥には小上がりの和室が見える。

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和室は格子戸や襖で仕切ることもできる。

和室の奥には15畳の多目的なホールが。家族の趣味室として使ったり、ギャラリーにしたり、図書室のように使ったり、仕切って子ども部屋にしたり…。さまざまな用途に使うことができます。また、LDK、和室、ホールの3つの空間がぐるりと回遊できるので、移動がしやすく、広がりも感じられます。

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小上がりから見るホール。左へ行くとLDKへと繋がる。

また、キッチンと廊下を挟んだ向かい側には、洗面脱衣室と浴室が配されています。ゆとりある4.2畳の広さの洗面脱衣室は、洗濯物をその場で干すことはもちろん、アイロン台でアイロンをかけたり、収納にすぐにしまうこともできます。雨が入りにくいバルコニーも隣接しているので、バルコニーで洗濯物を干すこともできますし、このバルコニーは、冬場に野菜を保管する土間のような使い方もできます。

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ウッドワン社製のキッチン。表面に木の温もりが感じられる。

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洗面脱衣室。右奥の窓を開けるとバルコニーへ出られる。

 

ダークトーンで落ち着けるインテリア

雨に濡れないインナーガレージに始まり、広い収納スペースや、使いやすい水回りなど、女性建築士ならではのきめ細やかなアイデアが詰め込まれたモデルハウスですが、落ち着いたインテリアも特徴です。

「最近の家は白い壁紙が当たり前のようになっていますが、日本の家は元々土壁ですよね」と人見さん。こちらでは壁紙の色をダークトーンで統一し、自然光をうまく取り入れることで、穏やかな光がまわる空間としています。間接照明を随所に設けているので、夜はまた落ち着いた雰囲気で美味しくお酒を飲んだり、リラックスして過ごすことができそうです。なんとなく「壁は白いもの」と思いこみがちですが、少し暗めの色に包まれていると、不思議と緊張感がほぐれていく気がしてきます。

また、床の大部分はオークの無垢材で統一。浮造り加工がされた古木調の床の感触が心地よく、床暖房がじんわりと足元から温めてくれます。

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ちょっとした器や小物にもm-studioの繊細なセンスが感じられる。

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3人掛けのレザーソファー。丸みを帯びたデザインが優しい雰囲気。

そんなモデルハウスは現在3,980万円(土地+建物+消費税)で販売しています。リビングに鎮座する「CRUSH CRASH PROJECT」のレザーソファーをはじめとした家具付きでの販売です(小上がりの座卓は含まず)。

そして、窓はYKKAPが誇る樹脂窓+トリプルガラスの「APW430」を使用(一部、ペアガラスのAPW330も使用)しており、断熱もハイスペック。低炭素住宅の認定も受けています。

数年前に大型店が出揃い、一気に暮らしの利便性がアップした亀貝は新潟市内でも人気のエリアです。女性目線の機能的な設計と、上品で落ち着いた大人のインテリア。ここまでプロのこだわりと提案力が凝縮しているのは、モデルハウスならではと言えるかもしれません。

興味がある方はぜひ気軽に見学を申し込んでみてはいかがでしょうか?

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取材協力:m-studio 株式会社 全建
電話:025-201-8885
住所:新潟市西区内野戸中才1482-3
※見学のお申込み・お問い合わせは上記連絡先または、株式会社 全建 不動産部まで。

株式会社 全建 不動産部
電話:025-285-0651
住所:新潟市中央区出来島1-11-20

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