冬のある日。一晩で突然50センチの雪が積もり、朝から車の上に積もった雪を取り除くのに20分…。新潟県民なら誰でも経験のある、気が滅入る時間ですよね。
梅雨時の今も、車から玄関までの数メートル。傘を差すまでもない距離だけど、強い雨が降っていたら荷物を出している間にけっこう濡れてしまう…。
そんなときに「インナーガレージがあれば…!」と切に思う人は少なくないのではないでしょうか?
今回は現在発売中の「ハウジングこまちVOL.24」の中からインナーガレージのある家を5軒ご紹介!
インナーガレージのある家にするかしないか!?それを決められるのは建てる前しかありません。ぜひこの機会にじっくりと考えてみてはいかがでしょうか?
1.ワイドな間口で2台が楽々収まるインナーガレージ
(新潟市K邸/青山ホーム 株式会社)
5.5mという広い間口で夫婦2台の車が余裕で収まるインナーガレージ。玄関へ直接入れる動線があるので、大雨が降ろうが猛吹雪になろうが、車の乗り降りには影響なし。自宅でのタイヤ交換もスムーズに行えます。
2.母屋と同じブラックでまとめたシックなインナーガレージ
(新潟市K邸/リーズ 株式会社)
車いじりが好きなご主人の希望で実現した2台分のインナーガレージ。奥には車のパーツや工具類が保管されています。こちらもドアを開ければ玄関へ直結。外壁のカラーを母屋とそろえているので、まとまり感のある佇まいになっています。
3.シンプルなデザインですっきりしたインナーガレージ
(五泉市T邸/巣楽設計事務所 株式会社 齋藤仁建築)
片流れ屋根ですっきりとしたデザインのファサード。外壁の半分はグレーの板張り、もう半分は白でまとめ、シャッターのないすっきりとしたインナーガレージに。ガレージはアプローチと一体なので玄関ドアは1つだけ。動線もシンプルです。
4.豪雪地域仕様!1階の大部分がRCのインナーガレージ
(南魚沼市Y邸/株式会社 トピアホーム)
日本有数の豪雪地帯である南魚沼市。このエリアの主流はやはり1階をガレージにした高床式住宅です。ゲスト用の玄関とは別に、もちろんインナーガレージから直結のドア付き。大きなガレージは収納庫としても役立ちます。
5.豪雪地域仕様!4つのシャッターが威風堂々のインナーガレージ
(十日町市K邸/コモホーム 株式会社)
南魚沼に負けず劣らずの豪雪地帯・十日町。こちらも近年は高床式住宅が人気です。4つのシャッターが頑強なコンクリートの柱と交互に並ぶ様子は構造的な安定感を感じさせます。家の周囲には自家消雪パイプが巡らされ、ガレージ前の雪を溶かしてくれます。
インナーガレージはそれなりのコストが掛かるもの。しかし、雨や雪によるストレスから解放される生活がずっと続くと考えたらどうでしょう。愛車が風雨から守られ、長持ちするというメリットもあります。
増大するコストは1カ月換算ではどれくらいになるのか?それを払うだけのメリットが感じられるのか?ぜひ設計依頼時にじっくり考えてみてはいかがでしょうか?
ここで紹介した住宅実例は「ハウジングこまちVol.24」でご覧頂けます。
(販売期間は2017年6月25日~12月22日頃)
(新潟県内の書店・コンビニ、Amazonでご購入頂けます。(→購入ページはコチラ))
コメント