20世紀初頭、ニューヨークの地下鉄駅構内で使われたことが起源のサブウェイタイル。白い長方形のシンプルなタイルは、トラディショナルな雰囲気を演出する内装材として世界中で使われています。近年日本ではおしゃれなショップやカフェの定番の素材として使われているほか、住宅のキッチンや洗面室の壁面仕上げに選ばれています。そんなサブウェイタイルを取り入れたおしゃれキッチンを「ハウジングこまちVOL.24」から5つセレクト。カフェ風インテリアを目指す人必見です。
1.サブウェイタイルにアイアン&木。男前キッチンここにあり
(新潟市F邸/「デジモ?」「ROMO」株式会社モリタ装芸)
アウトドア好きな家族が選んだのはログハウスのようなインテリアの住まい。木の温もりたっぷりの空間にキッチンのサブウェイタイルがアクセント。ご主人が作ったゴミ箱や、奥様がカッティングシートでカスタマイズした冷蔵庫など、DIYも融合。
2.オープンキッチンの後ろにタイル壁。最新のカフェ風インテリア
(上越市T邸/株式会社アオキ住建 AT HOME LABO)
ヴィンテージ感を漂わせるサーファーズハウスがコンセプト。壁のないオープンキッチンで、リビングでくつろぐ家族とのコミュニケーションもスムーズ。キッチンに立ちコーヒーをドリップすれば、スペシャルティコーヒーを供すこだわりのカフェさながらの時間が味わえそうです。
3.ゲストハウスのラウンジのような1階。サブウェイタイルが空間を引き締める
(新潟市F邸/大井工務店 株式会社 大井)
延床面積25坪のコンパクトな住まいは、1階が家族の共有スペースで、2階は家族3人分の個室と水回り。1階はまるで旅行者が集うゲストハウスのラウンジのような空間です。L字ソファの後ろはオープンキッチン。サブウェイタイルが気の利いたアクセントになっています。
4.小上がり越しに見えるカフェ風キッチン。座卓でまったりくつろげる
(新潟市S邸/株式会社 時代の家niigata)
リビングの半分近くが小上がりという、くつろぎスタイルのLDK。カウンター側はベンチのように腰を掛けて過ごせる設計です。鮮やかなブルーの壁紙の向こうにサブウェイタイルが見え、黒い目地がタイル感を強調。シンプルな飾り棚でタイルの素材感が生きる壁面です。
5.モルタル×アイアン×サブウェイタイル。ラフさを追求したインテリア
(新潟市I邸/ハートライフDaiken 株式会社 大建建設 一級建築士事務所)
壁の一部分ではなく、壁一面全体をサブウェイタイルで仕上げたキッチン。オークの床にモルタル仕上げのキッチンパネル、アイアンフレーム…と、ラフな雰囲気を感じさせる素材が見事に融合。時間の経過と共に味わいを深めて行きそうです。
と、空間の雰囲気を大きく高めてくれるサブウェイタイル。タイルは多用しすぎるとまとまりのない空間になってしまいますが、キッチンなどのポイントに使うには最適な内装材です。
評判のロースターでコーヒー豆を買って、休日の朝ゆっくりとコーヒーを飲んで過ごしたくなるような、そんな住まいを目指してみてはいかがでしょうか?
ここで紹介した住宅実例は「ハウジングこまちVol.24」でご覧頂けます。
(販売期間は2017年6月25日~12月22日頃)
(新潟県内の書店・コンビニ、Amazonでご購入頂けます。(→購入ページはコチラ))
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