健康で上質な暮らしを提案するライフスタイルデザインストア「カタヤマエイト」に行ってみた。

健康で上質な暮らしを提案するライフスタイルデザインストア「カタヤマエイト」に行ってみた。


2017年11月、新潟市東区卸新町に完成した巨大なログ構造の建物。そこは、お酒のディスカウントストア「セルフ片山」で知られる片山商事がプロデュースした新しいコンセプトの商業施設です。

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1階は安全性や品質にこだわった食品を取りそろえるオーガニックスーパー「ナチュレ片山」。2階は、睡眠とデザインにこだわった家具や雑貨を扱うライフスタイルデザインストア「カタヤマエイト」や、コーヒースタンド、カルチャースタジオ、そして2018年4月20日に新たにオープンしたグローサラント「SUZU8」で構成されています。

(※グローサラントとは、「grocery」と「restaurant」を組み合わせた造語で、スーパーマーケットの中に併設されたレストランのこと。店内で扱っている食材を使用していることがポイントで、SUZU8ではナチュレ片山で販売している食材を使用した料理を提供しています)

今回取材に訪れたのは、ライフスタイルデザインストア「カタヤマエイト」。一体どんなお店なのでしょうか?

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睡眠と健康を追求し、厳選したブランドをIN SHOPで展開

実は、片山商事の代表・片山政博さんは、30年以上前から、食生活を含めた良質なライフスタイルを提案するお店をつくる計画をしていたそう。

それが満を持して、現在のナチュレ片山及びカタヤマエイトのオープンに至ったということです。

カタヤマエイトで扱っているのは、ナチュレ片山のコーポレートスローガン「健康生活を応援します」に準じており、健康生活を実現するための製品を扱っています。

そして、健康的な生活を送る上で重要なことの一つが「良質な睡眠」と考え、老舗寝具メーカー「IWATA」の上質な寝具を扱っています。

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IWATAの寝具が並ぶコーナー

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寝具に使われる馬、ヤク、ラクダなどの毛に触れられるコーナーも。

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高級天然毛を使用したグッドデザイン賞受賞のマットレス「ラークオール」。

また、睡眠に入る前の段階で、リビングでゆっくりとリラックスした時間を過ごすことも重要と考え、デンマークの家具ブランド「フリッツ・ハンセン(Fritz Hansen)」や同じくデンマークの照明ブランド「ルイスポールセン(Louis Poulsen)」、スウェーデンのラグメーカー「カスタール(Kasthall)」、北海道の家具メーカー「北の住まい設計社」といった上質なプロダクトを生み出しているブランドのIN SHOPが広く設けられています。

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カタヤマエイトの中でも特に広いスペースを占めるフリッツ・ハンセンのIN SHOP。

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ルイスポールセンのコーナー。

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スウェーデンのラグメーカー・カスタールのコーナー。

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部屋をイメージして家具がレイアウトされた「北の住まい設計社」のコーナー。

また、リラックスした時間を過ごせるようにと、アロマショップがテナントとして入っているほか、各地の職人技が使われたインテリア製品や雑貨、アパレルなども数多く扱っています。

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アロマショップ「アロマ・ハート」のコーナーでは、アロマのスクールも行っている。

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柏崎市にある原惣右エ門工房の鋳物。斑紫銅という特殊な加工が施された銅製品が並ぶ。

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阿賀野市にある庵地焼の製品。深い黒色が特徴。

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五泉市のニットメーカー・サイフクのブランド「mino」。雪国の蓑(みの)から着想を得てつくられたニットポンチョ。

特にカタヤマエイトの中でも広いスペースを占めているのがフリッツ・ハンセンのIN SHOP。なんと、フリッツ・ハンセンのIN SHOPとしては世界最大の広さなのだそう。著名なデザイナー、アルネ・ヤコブセンのエッグチェアやスワンチェア、ポール・ケアホルムのPK22、セシリエ・マンツの照明カラヴァジオなど、上質な北欧デザインの家具が随所に置かれています。

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アルネ・ヤコブセンの名作、ドロップチェア、エッグチェア、スワンチェアが並ぶ一角。

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ポール・ケアホルムがデザインしたソファやテーブルが並ぶコーナー。

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ハイメ・アジョンがデザインしたロオチェア。手前にある円形のオブジェクトはセシリエ・マンツがデザインした「プフ」。

時を経ても陳腐化することのない美しいデザインはもちろんのこと、独自の厳しい検査基準を設け、クラフトマンシップにこだわっている点もフリッツ・ハンセンが世界中で支持されている所以です。

フリッツ・ハンセンのIN SHOPの隣には、カスタール(Kasthall)のIN SHOPがあります。カスタールは1889年創業のスウェーデンのラグメーカーで、効率重視の大量生産とは一線を画し、高品質なラグをオーダーメードで作っています。

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ニュージーランド産ウールと、ノルマンディー産のリネンで織られたラグのサンプル。

その隣には、ルイスポールセン(Louis Poulsen)のIN SHOP。質の高い光と視覚的な美しさに重きを置いた照明ブランドで、その形態は光のためにデザインをされています。スイッチを点けた時はもちろん、スイッチを切った時の美しさにもこだわったデザインです。

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1958年に発表されたペンダント照明の名作「PH5」。電球全体を覆い隠すグレア・フリーデザイン。ダイニングで使う場合、卓上とテーブルを囲む人の顔を柔らかく美しく照らすためには、卓上60センチの位置に吊り下げることを推奨している。

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デンマークのデザイナー、ヴァーナー・パントンがデザインしたテーブルランプ。

その隣にあるのが北の住まい設計社のIN SHOP。北海道産の広葉樹を使い、職人の手仕事でつくり出された家具が並びます。塗料は身体に優しい天然塗料のみが使われています。

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昔ながらの工法で職人が造り上げた家具が並ぶ。

オープン当初は30~40代の女性をメインの顧客と想定していたそうですが、実際には20代~60代まで幅広い年齢層のお客さんが足を運んでいるのだそうです。「年齢に関係なく、良質な暮らしや物への関心が高まっていることがうかがえます」とカタヤマエイトのディレクター塚越大助さんは話します。

今後の展開についてうかがうと「このようなコンセプトの店を続けていくことで、食生活も含めて暮らしに対する意識を変えていけるのではないかと思っています。多くの人に本物の価値を伝え、健康的な生活を送ってもらうことが私たちの目標です」(塚越さん)。

大量消費の時代が終わり、より本質的な価値や豊かさが求められる時代に満を持してオープンしたカタヤマエイト。

ライフスタイルをトータルで提案するカタヤマエイトは、これからの暮らしを考えるきっかけを与えてくれそうです。

取材協力/KATAYAMA EIGHT(カタヤマエイト)

住所 新潟市東区卸新町3-16-31
TEL 025-270-0088

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