このビルの現在の所有者は明治開発有限会社(新潟市中央区花町)。2017年に入り、同社はビルのイメージをがらりと変える、大胆なリノベーションを実行しました。
スウェーデンの国旗を思わせる外観
この「Mビル」があるのは、ちょうど礎町通が柳都大橋にぶつかる袋小路。そのため、ビルの前の車通りはほとんどありません。そして、ビルを目隠しするようにイチョウの木が立っており、どこか穏やかな空気が流れています。
建物奥にある階段から、今回リノベーションが完了した4階へ向かいました。
税理士事務所の名残を感じさせる部屋
4階に到着し玄関ドアを開くと、3方向から光が入り込む明るい室内が広がっていました。
床にはOSBと呼ばれる木質ボードが敷き詰められており、普通のマンションとは違うラフな雰囲気が感じられます。レトロなパーテーションが空間を仕切っており、その奥は10畳の寝室です。天井は事務所でよく使われる石膏ボードですが、黄色で塗られ、空間を明るく彩っています。
リビングの窓からは柳都大橋と朱鷺メッセが望め、寝室の窓からは下町の景色が眺められます。
玄関ドアを開け放せば、廊下の窓からも光と風が入り込み、さらに心地よさがアップ。最上階で人が通らないため、玄関ドアを開け放しておけるのもこの部屋のよいところです。
DIYオッケー。自分仕様にカスタマイズできる
ちなみにこの部屋は住人がDIYで自由に内装をつくり変えられるそう。もちろん退去時の原状回復義務もありません。
この4階の部屋は既に入居者が確定したので、次は1つ下の3階のリノベーションを進めて行くのだそうです。
気になる家賃はなんと5.5万円(3階も5.5万円になる予定。駐車場は別途近隣で9,000円~12,000円ほど)。1階と2階は事務所として貸し出す予定なのだそうです。
「普通の賃貸マンションでは物足りない!」という方はぜひ明治開発有限会社に問い合わせてみてはいかがでしょうか?
*この物件については不動産会社「有限会社コーディネート」のオウンドメディア「ぶっけんFOCUS」でさらに詳しく紹介されています。興味のある方はそちらもご覧ください。
コメント