※本記事はハウジングこまちVol.33（2021/12/25発行）『新潟の高断熱住宅』掲載記事です。断熱性能にこだわってつくり上げた住まいを紹介しています。
テーマは「明るく温かく、光･緑･花があふれる家」。
ご夫婦は各空間やディテールへのこだわりを「要望書」に記し、一つ一つを形にしていった。
なかでも、冬場の暖かさへのこだわりは徹底的に。
「義兄の家は、真冬でも入った瞬間からポカポカ。その理由が独自の全館暖房システムだと知り、時代の家さんを選びました」（奥様）。
それが『ハイブリッドどまだんシステム®』。
低温輻射熱と自然対流熱を利用して家全体を暖めるため、どこにいても温度が均一で快適かつ健康的だ。
さらに、深夜電力を活用することでランニングコストも削減。要望の一つである「光熱費を抑えたい」も一気に実現できた。
玄関の壁一面のFIX窓や、芝庭へと続くリビングの大開口。それらを叶えたのは、やはり高い断熱性と気密性である。
快適さとともにあるこの開放感こそ、K邸の象徴だろう。
床には無垢の檜を使い、現しの筋交いをアクセントにした明るいリビング。
一方、玄関土間を挟んで分断された和室は、奥様のお母様による生け花が映えるもてなしの空間に。
各室が個性を持ち役割を全うしているのは、ご夫婦のブレないイメージがあったから。
「自分たちにとって必要な部屋数や広さを『要望書』をまとめることで考えが整理され、主体性をもって家づくりに臨むことができました。自然な暖かさも明るさも、まさに理想通りになりました」（ご夫婦）。
【DATA】
三条市K邸
延床面積／132.48m²（40.00坪） 1F 79.49m²（24.00坪） 2F 52.99m²（16.00坪）
家族構成／夫婦＋子ども2人
竣工／2020年12月
構造／木造軸組工法
（取材時期：2021年秋）
株式会社 時代の家niigata
住所／新潟市中央区女池東1-5-11
TEL／025-246-1330
営業時間／9時〜18時
定休日／不定休
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